ブリッジ回路図
図のように構成された回路をブリッジ回路といいます。
中央のGは検流計(galvanometer)といって電流を検出する機器です。
検流計と電流計の違い
電流計は電流の大きさを測定する機器でメーターの0は左端です。
※流れている電流を計測する
検流計は回路に電流が流れているか、流れているならどちらに流れるかを
測定する機器です。わずかな電流を検出して針が振れます。
メーターの0はセンターにあります。
※電流が流れているか判定する
平衡状態
ブリッジ回路はある条件を満たすとa点とb点の電位が等しくなり
検流計に流れる電流が0になります。
平衡条件は下の式になります。
R1×R3=R2×R4
対辺の抵抗を掛け合わせたものが平衡の条件になります。
ブリッジ回路が平衡条件を満たしているときには、a点ーb点(検流計)間
開放しても、短絡しても回路になにも影響を与えません。
これは電位が等しいので電流が流れないためです。
コメント