油圧回路【各機器の説明】

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油圧回路
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圧力制御弁

リリーフ弁

リリーフ弁は回路内の油圧が設定値以上になると内部の弁が開放して
作動油タンクへ油を逃がします。

通常時はスプリングの力によってスプールが押し付けられていますが
回路の圧力がスプリングの力(設定圧)より高くなるとスプールが押し広げられて
タンクへ油を逃がす回路が開きます。

回路の圧力が異常に高くなり破損する役割が有ります。

減圧弁

油圧ポンプから吐出された圧力より低い圧力へ減圧させる働きがあります。

アクチュエーターの使用場面においては大きな圧力が必要ない場面があります。
圧力を下げることでアクチュエーターの機械的な力は減少します。
過剰な力がかかると物損事故につながるようなケースでは減圧弁を用いて
圧力を減圧させた作動油を流します。

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流量制御弁

絞り弁

水道の蛇口と同じような構造、働きを持っています。

ハンドルの締め込みによって内部の経路を絞って流量を調整します。

出口と入口の圧力の変化によって流量は変化するので確実性の高い調整は
出来ません。

分流弁

二つ以上のアクチュエーターに作動油を分流させるための弁です。

一つの流入口に来た油をそれぞれの管路へ分流させます。
流量を常に等分して流すものと一定割合で分割して流すものがあります。

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方向制御弁

チェックバルブ

入り口側から出口側に向かって流れる作動油にはポペットが開いて
油が流れていきます。

出口側から流れてくる作動油にはポペットが押し付けられて流れを遮断します。

電磁弁(ソレノイドバルブ)

ソレノイドコイル(電磁石)の働きによってプランジャ(鉄芯)を動かして
内部の流路を切換ます。

コイルに通電することでプランジャが引き付けられて、電流が切れると
スプリングの力によって元の場所へ戻ります。

ソレノイドコイルが片側のみのシングルタイプ、両側についているダブルタイプ
など、使用目的によってさまざまな形状のものがあります。

 

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補機類

作動油タンク

作動油を蓄えるタンクです。

ただ油を蓄えるだけではなく、細かいごみや水分・気泡を沈殿・分離させたり
戻り油は温度が上昇しているので熱を放散させる働きもあります。

内部にはバッフルプレートと呼ばれる仕切り板が取り付けられていて
戻り油がすぐに吸い込み側に回らないようになっています。

上部にはタンク内部の圧力が大気圧と等しくなるようにエアーブリーザーが
取り付けられています。

余計な気泡を起こさないように戻り油の配管の末端は油面下になるように
します。

タンクの容量は油圧ポンプの吐出量によって決定されますが、
使用時間、環境などによって十分な余裕をもっておくことが必要です。

作動油

油圧回路は作動油で満たされていてエネルギーを伝達する働きをします。

油圧ポンプから吐出されてアクチュエーターで仕事をしてタンクへ戻ります。

油圧回路の作動油の特性について【なぜ油を使うのか?】
作動油の特性について説明します。 粘度については重要です。

 

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