直列回路での電圧と電流の分担について考えます。
直列回路では電流が分かれて流れることがないので、
どの部分をみても電流は変わりません。
それでは計算していきたいと思います。
直列回路での合成抵抗は並んでいる抵抗値の足し算(和)になるので4Ω+2Ω=6Ωになります。
合成抵抗を求めたら回路に流れる電流を求めることができるのでオームの法則を使って計算します。
12v÷6Ω=2A
それでは電圧はどうでしょうか?
4Ωの抵抗には2Aが流れるので8Vになります。
同様に
2Ωの抵抗にも2Aが流れるので4Vということが分かります。
直列接続された抵抗には、抵抗値の高い方に高い電圧がかかり、抵抗値の低い方に低い電圧がかかることが分かります。
また、それぞれにかかる電圧の足し算は電源の電圧と等しくなります。抵抗の数が増えても電圧の合計は電源電圧より
大きくなることも、小さくなることもありません。
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