W(ワット)は電力の大きさを表す単位です。
電力は電気がする仕事の大きさとも言えます。
電力を求める計算式は
W=V×I
12Vで4Aが流れたときに回路内の抵抗(3Ω)で消費される電力は、48Wということになります。
電圧あるいは電流が大きいほど、電気が行う仕事が大きくなります。
オームの法則を用いて計算式を変形することもできます。
V=I×R ←これを電力の式に代入します。
W=(I×R)×I=I^2×R
※I^2はI×IでIの二乗の意味です。
計算問題でよく使用されます。
A=V/Rを代入すると
W=V^2/R
電流や電圧がすぐに求められない場合などで変形した式を、
使うと計算が早くわかりやすくなることがあります。
上の参考回路でも変形式でも同じ電力が求められます。
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