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【解説】第二種電気工事士  過去問 H29年度後期 第1問

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第二種電気工事士過去問
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図のような直流回路でa-b点の電圧を求める問題です。

最初に回路に流れる電流を計算しますが、

アースはどこにも接続されていない(回路は地絡していない)ことと、

a-b点はつながっていないので、電流を求める際には、

考えなくてよいです

まず、100Vの電源が直列に2個接続されているので

電圧は200Vになります。

回路の合成抵抗は直列に接続されているので、抵抗値の足し算で求められ、40Ω+60Ω=100Ωが分かります。

したがって電流は200V÷100Ω=2Aが求まります。

 

回路の電流が分かったら上側半分の回路について考えます。

アース端子は電圧の基準点(0V)になります。

40Ωの抵抗には2Aが流れるので80Vがかかります。

電源電圧が100Vで抵抗にかかる電圧が80Vになるので、


a-b点すなわちアース端子(0V)との電圧差は20Vとなるので

解答は20Vです。

 

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