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【解説】第二種電気工事士過去問 平成22年

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第二種電気工事士過去問
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図のように、電線のこう長8mの配線により、消費電力2000[W]の抵抗負荷に
電力を供給した結果、負荷の両端の電圧は100[V]であった。配線における電圧降下は?
ただし電線の電気抵抗は1000[m]あたり3.2[Ω]とする。

解説

まず回路に流れる電流を求めます

2000[W]の抵抗負荷の両端ににかかる電圧が100[V]とわかっているので

I=P/V (電力の公式P=V×Iを変形したもの)
2000÷100=20[A]

電線の抵抗値

電線の長さは上下の合計なので16mです。
電線の電気抵抗は1000[m]あたり3.2[Ω]なので
電線の1m当たりの抵抗値を計算します。

3.2÷1000=0.0032[Ω]

これを16m分にします。

0.0032×16=およそ0.05[Ω]

電圧降下分を求める

電線の抵抗分と流れる電流が求められたので、

V=I×Rに代入して

20×0.05=1[V]

電線による電圧降下は1[V]になります。

 

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